カニの保存と解凍で新鮮さを維持

カニを購入する前の判断材料として獲ってから冷凍方法でも左右されます。

 

食品の冷凍方法としてブライン凍結とエアーブラスト凍結の2種類がありますが、塩水の中に浸して凍結するブライン凍結だと塩辛くなってしまうため
急速に冷凍するためカニのうまみが逃げないエアーブラスト凍結で冷凍されているカニを選びましょう。

 

カニを買ってきて食べたら妙に塩っ辛かったなんてことありますよね。

 

エアーブラスト凍結であればそのような塩っ辛いことはなく、本来の新鮮で美味しいカニの味が楽しめるので購入する前に確認しておきましょう。

 

購入後のカニの保存方法

カニ姿、カニ足等、ボイル後、冷凍保存された全てのカニに共通してですが、賞味期限は、解凍してから冷蔵庫での保存は2日間を限度とした方が無難です。保存期間が長くなると、味が落ちるので、早めに食べることをおススメします。

 

保存する際にはカニの身が乾燥しないようにラップで包み、冷蔵庫で保存して下さい。
身をむき出しのまま冷凍しますと、水分が抜けてパサパサになり、風味を損ねてしまいます。

 

一度解凍したカニを再冷凍するのは、味が落ちるので避けた方が良いでしょう。
解凍後に冷蔵保存したカニは、雑炊・チャーハン・グラタン等、出来るだけ加熱調理して食べることをオススメします。

 

購入後の解凍について

 

カニ姿、カニ足等、ボイル後、冷凍保存された全てのカニに共通してですが、カニの身が乾燥しないようにラップ等で包み、甲羅側を下にして水が垂れても大丈夫なように、お盆や深めのお皿等に載せます。解凍は完全に行わず、八分目ほどを目安に、ゆっくりと解凍するようにしましょう。
温度が20度前後で、3〜4時間が目安となります。(カニの重量によって変わります)

 

冷蔵庫で解凍する場合も同じようにお皿等に載せてゆっくりと解凍します。この場合の目安は8時間〜半日となります。(カニの重量によって変わります)

 

ただし、時間がなかったり、冷蔵庫に入りきらないという場合は、カニを濡らした新聞紙で包み、なるべく温度の低い室内で解凍する方法がベストです。
暖かい部屋で解凍すると、どうしてもドリップがでてしまうので味が落ちてしまいます。

 

絶対にやってはいけないのが、電子レンジによる解凍です。ドリップがすべて溶け出し、身肉がパサパサになってしまうので注意しましょう。

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